機内・車内用のフットレスト
「飛行機を降りるといつも足がムクんでいる…。旅行のためにダイエットを頑張ったのに、これじゃ旅先を楽しめない!」これが私の悩みでした。
長時間同じ体勢で座っていると、血流が悪くなり、足が冷えて太くなってきます。また、座面で太ももの裏を圧迫しているため、痛みや疲れの原因にもなります。
エコノミー症候群も怖いです。
エコノミー症候群とは…
長時間同じ体勢で座り続けた人が、立ち上がった瞬間に倒れてしまう症状のこと。血流の悪化により足にできた血栓(血の塊)が、立ち上がる事で急に流れ、肺や心臓に詰まってしまい、呼吸困難や心肺停止に陥るなどとても怖い症状です。
足のむくみやエコノミー症候群予防の為に、立ち上がってストレッチをしたり、体を適度に動かすことが重要ですが、長時間のフライトではまとまった睡眠も取りたいです。
それらを解消し、快適な移動時間を過ごすために必要なのが簡易的なフットレストです。簡易的なもので十分なのがポイントです。
これは柔らかいブランコの上に足先やふくらはぎを乗せるようなアイテムです。
座席前のテーブルのアームにベルトを引っ掛けて使用します。テーブルを使用している時も、収納してる時も変わらず使用できます。(会社のデスクでも使用できるようです。)
足の疲れは適度に動かしたり、高い位置に足を置くことで和らぎます。座席であぐらをかいたり足を組んだりでも有効ですが、狭い座席では思うように身動きが取れないこともあります。
そんな時見つけたフットレストは、正直頼りなさそうで半信半疑でしたが、レビューも良さそうだったので購入してみました。
フットレストの使い方
フットレストをテーブルに引っ掛けたら、程よいサイズにベルトを調整します。
太ももと座面が少し離れるだけでも、血流は圧迫されなくなるので、それで良いなら長め(床から15〜20センチくらい)、ふくらはぎをしっかり持ち上げたい場合は椅子の座面より低いくらいの位置に調整します。
【体験談】フットレストがあると眠りやすかった
これを使うようになって、寝ている最中に足がだるくて起きたり、足の居心地が悪くてなかなか寝付けなかったりという事がなくなりました。
たまには床に足を置きたい時もあります。そんな時もフットレストが邪魔になることはありませんでした。
フットレストにふくらはぎを乗せたり、足先を置いてゆるい体育座りのような体制になったりと、十分体重をかけましたが壊れたり、前の座席の人に迷惑をかけるような事もありませんでした。(下に向かって足の重さがかかるため、前の座席を背もたれを引っ張るようなことがありません。)
これだけ体制を変えられると、睡眠の質も上がり旅先に着いた時の気分が変わります。
フットレスト使用時の注意点
ベルトがしっかり固定できる位置に引っかかっているかの確認が必要です。
万が一、テーブルのアームの途中(カーブ部分など)に引っかかっているだけだと、何かの弾みで、ベルトがより深い方へ滑り落ちる事があります。体重が乗っていると「ガクンッ」と衝撃があるのでとても驚きます。
【重要】フットレストの重量と大きさ
旅先の荷物はなるべく軽い方が良いです。スーツケースを預けたら機内で使用するものを手持ちバッグに入れて機内持ち込みをするかと思うので、その時にかさばっては欲しくありません。
持ち運びする際(収納時)には専用の袋に入れます。その時の大きさが
筆箱のようなサイズ感でカバンの端に差し込んだり、リュックのサイドポケットにもやすやすと入ります。このくらいの荷物であれば旅の負担にもなりません。
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