中禅寺湖は日本で一番標高の高いところにある湖で、男体山の噴火により溶岩が流れ出て湯川をせき止めてできた「堰き止め湖」です。現在の中禅寺湖の姿になるまでに約1万年かかっています。
水深最大水深は163m、一周は約25kmあり歩くと9時間ほどで一周することもできます(車両が通行できない区間があるため乗用車での一周は不可)。
徒歩で一周回ってみたい方は、途中でバテてしまった時のことも考えて駐車場からスタートして時計回りで歩くと良いです。後半になると国道が出てくるのでバスや遊覧船で駐車場まで戻ることができます。
また、それなりの装備としっかりとした靴で臨むことが大事です。
中禅寺湖畔にはいくつもの宿泊施設が立ち並びます。標高1,300mにある中禅寺湖は夏でも涼しいので避暑地としておすすめ。
また、キャンプ場もあるので日光の自然を満喫しながら中禅寺湖で遊ぶプランなら子供さんもきっと大満足。夜には満天の星空が広がります。
遊覧船があり、他にも手漕ぎボートや足漕ぎボートなどレンタルすることができます。湖上から見る男体山の迫力感、中禅寺湖の大きさを肌で感じることができます。
水神碑
毎年秋になると中禅寺湖の安全を祈願して「水神碑」が催されます。その奉賛行事として開催されるのがスワンボートレース。参加は誰でも可能、参加費も1,000円と安く、参加者全員に参加賞が授与されるなど毎年非常に人気のイベントです。
「水神碑」は毎年9月5日なので平日の可能性もありますが、興味のある人はチェックしてみてください。
わかさぎ釣り
中禅寺湖でもう一つ有名なのがわかさぎ釣り。ただし釣りができる期間やエリア、時間帯も決められているので、怒られて嫌な思いをしないように釣券を購入する時に確認しておきましょう。レンタルボートを借りることもできますよ。餌は販売していますが竿のレンタルはありません。
飲食店
中禅寺湖畔にはたくさんの飲食店が並びます。
軽食から、ゆば御膳が食べられる定食屋まで様々ありますが、中でもおすすめなのが遊覧船乗り場の道路反対側にある「トンカツ 浅井」の名物「ソースカツ丼」。
精肉店が作るトンカツは味、ボリューム、金額、どれをとっても大満足すること間違いなし。ソースカツ丼のためだけに中禅寺湖に訪れる方も多いほどです。
店内にはカウンター席が6席しかないためお店の開店と同時に行列ができます。ランチタイムにのんびり行くとすでに完売している可能性もあるので早めの利用がおすすめ。
中禅寺湖へのアクセス
電車の場合、東武日光駅もしくはJR日光駅で下車した後、東武バスを利用して中禅寺温泉停留所で下車徒歩0分。
乗用車の場合、第二いろは坂を登りT字路を左に曲がるとすぐ目の前に大きな中禅寺湖が広がります。周辺には駐車場がいくつもありますが、無料駐車場は台数が少なくすぐに満車になってしまいます。
中禅寺湖と華厳の滝どちらを先に回っても良いですが、駐車場の確保ができた場合、それぞれの移動は徒歩が無難です。
10月後半、中禅寺湖の景色(曇り~小雨)
華厳の滝から中禅寺湖に歩いた際に一番初めに出てくる中禅寺湖の景色です。大きな鳥居は「中宮祠大鳥」。車の往来は多いので渡る時には横断歩道を利用してほしいです。(車で通行する場合、団体客や年配の人がよく渡るので注意が必要。)
目を引くような鮮やかな紅さが良く目立っていました。
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